2006年12月09日

更年期はどれくらいの期間?

医学的には更年期とは閉経を中心とした前後合わせて10年間をいいます。

平均の閉経年齢は50歳なので、一般的には45歳から55歳までを更年期とよんでいます。
それより前は性成熟期、以降は老年期となります。

閉経の年齢は個人差がかなりありますので更年期時期も人によって違います。
例えば40歳で閉経を迎えた女性の更年期は35歳から45歳までで、55歳で閉経を迎えた方は50歳から60歳までの期間がその人の更年期です。

すべての人に更年期は訪れますが、更年期障害はすべての人に起こるとは限りません。
日本人の場合は大体52%くらいの女性が更年期障害がみられるようです。

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更年期には身体にどんな変化がおこるの?

女性は、加齢により卵巣の機能が衰えます。
卵巣が衰えてくると、脳下垂体の前葉ホルモン(ゴナドトロピン)が卵巣に働き、エストロゲンを分泌するようにと命令を出すのですが、機能が衰えてきているので、命令が下りたのにもかかわらず、卵巣からホルモンが分泌されないので、高ゴナドトロピン血症になります。
更年期の特徴は、このように間脳・下垂体・卵巣系機能に破綻が見られることです。

最近は、寿命が延びてきたために、高年齢層が増え、初老期、老年期になっていろいろな症状を訴える人が多くなりました。
女性ホルモンが皆無になった状態で発現するエストロゲン欠乏の遅発症状が現れるのです。

エストロゲン欠乏の遅発症状の代表的なもの

●骨粗鬆症

●老人性膣炎

●尿失禁
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更年期を迎えてからかかりやすい主な病気

更年期を迎える時期は、子供が独立したり、結婚したりして感じる孤独感や親の介護問題などで大きな環境の変化がある時期です。
また現代は女性の社会進出が目覚しいので、家庭内だけでなく職場のストレスが重なる時期でもあります。
こういったストレスは更年期症状を悪化させる原因となります。

更年期中にかかりやすい病気とその症状

●糖尿病
 体重減少、倦怠感、のどの渇き、頻尿、しびれ、知覚過敏、知覚鈍麻など

●膀胱炎
 残尿感、排尿時の痛みなど

●高血圧症
 動悸、息切れ、めまい、肩こり、頭痛、耳鳴りなど

●狭心症・心筋梗塞などの心臓病
 動悸、息切れ、胸痛、不整脈など

●甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
 動悸、息切れ、体重減少、発汗過多、ふるえ、月経不順など

●子宮ガンなど婦人科系の病気
 動悸、息切れ、貧血、不正出血、おりものの異常、腰痛など

●骨粗鬆症
 腰痛、背中の痛みなど
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更年期が過ぎて特に気をつけなければならない病気

女性ホルモン エストロゲンの減少はさまざまな病気を起こします。
特に65歳を過ぎると気をつけなければならないのが、

●動脈硬化

●高血圧

●心筋梗塞

●脳卒中

これらは発病率が65歳以前の3倍から5倍という高さです。

動脈硬化は食べ物の影響が大きいので、脂肪分や塩分をなるべく取らないようにし、いろいろな食品をまんべんなく食べるように心がけるべきです。
高血圧は体質の関係があるので、家系的な問題を念頭におき、日頃から気をつけましょう。

こういった病気を予防するために、定期的に検診を受けたり、機会をみて検査を受けるようにしましょう。

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2006年12月07日

更年期症状と更年期障害

卵巣から分泌されるエストロゲンの分泌は、大体32歳から33歳がピークで、それから閉経までゆっくりと富士山の裾野のカーブのように分泌量が下がります。
その下降線上で起こる不定愁訴更年期症状といいます。
更年期症状とは、その不定愁訴の症状的なものをいいますが、更年期障害というと病的なものになります。

たとえば、“のぼせ”があってもそれに耐えられるようであれば、更年期の不定愁訴あるいは更年期症状です。
“のぼせ”がひどく汗もかいて寝られないというような症状がでれば、更年期障害です。

更年期障害の愁訴と症状
・肩こり    ・腰痛    ・倦怠感    ・もの忘れ
・頭痛     ・冷え性   ・気分不安定  ・動悸
・憂鬱     ・めまい   ・顔面紅潮   ・発汗
・不眠     ・のぼせ   ・不正出血   ・イライラ

35歳くらいから40歳くらいは精神的ストレスが加わりやすいし、社会的、経済的にもいろいろ負担が多い時期なので、更年期症状が出やすいとも考えられます。
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更年期障害の早発症状と遅発症状

更年期障害の症状として代表的なものは女性ホルモン エストロゲンが欠乏して起こる症状です。

早発症状としては、

のぼせ、熱感、発汗、不眠、冷えなどがあげられます。

遅発症状としては、

循環・心臓系の症状、骨粗鬆症、膣の自浄化作用が衰えるためにおこる老人性膣炎 などがあります。

エストロゲンが直接関係あるかどうかは不明ですが、老人性痴呆も起こります。

この老人性痴呆は女性の方が多いのです。
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更年期自己診断テスト

次の質問項目の1から26まで自問自答し、イエスかノーでお答え下さい。

1、疲れがたまり、だるくてつらいですか?
2、息切れがしますか?
3、頭痛がよくおこりますか?
4、めまい、耳鳴りが頻繁に起こりますか?
5、むかついたり、吐いたりしますか?
6、肩こり、腰痛、関節が痛いですか?
7、おなかが張ったり、痛んだりしますか?
8、一時的にどっと汗をかきますか?
9、手足や腰が冷えてつらいことがありますか?
10、手足がしびれたり、引きつるような感じがしますか?
11、手足の感覚がなんとなく鈍い気がしますか?
12、頭がのぼせたり、かーっと熱くなりますか?
13、のどがつまったり、息苦しいですか?
14、顔や足がむくんではれぼったくなりますか?
15、動悸がして苦しくなる事がありますか?
16、最近、肥満になってきたと思いますか?
17、神経質で些細なことが気になってしかたがないですか?
18、夜寝付けなかったり、寝てもすぐ目が覚めますか?
19、落ち込んでゆううつになったり、くよくよしますか?
20、すぐに怒ったり、些細なことで興奮しやすいですか?
21、人をうらやんで自分を嘆くことがありますか?
22、体中が痒かったり、虫が這ったりする気がしてむずむずしますか?
23、生理の回数、量、日数が増えましたか?
24、性欲がなく性生活がつらいですか?
25、トイレにいく回数が増え、夜に2回以上目が覚めますか?
26、物忘れがひどくなりましたか?

診断結果を読む
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更年期障害はどんな検査をするの?

更年期障害の診断を下すうえでもっとも重要な点は、それが本当に更年期障害であるかどうかをはっきりさせることです。
更年期症状には内科や整形外科そのほかの分野の病気の症状と似ていることが少なくないのです。
ですからきちんと診断を下すためには、一般の血液検査や心電図検査などを行います。
また血中のエストロゲンやFSH、LTといったホルモン検査、甲状腺疾患を調べるためにTSH(甲状腺刺激ホルモン)を測定したりします。
これらの検査は特別なものではなく、日常的に行う検査なので、あまり不安にならずに、まずは検査を受けて見て下さい。

主な検査
●血液検査  
 ・血液中のホルモン量を測定し、更年期に見られるホルモン変化があるかどうか?
  エストロゲンの減少や、卵胞刺激ホルモンの増加があるかどうかを調べます。

●内診、細胞診などの婦人科系の検査
 ・子宮筋腫など婦人科系の病気の有無を調べます。

●心理テスト
 ・うつ病などの精神疾患の有無を調べます。
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更年期症状が出てきたら何科に行くの?

強くてはっきりした身体的な症状がある場合は、まずそれぞれの症状にあった専門の科に診てもらいましょう。
更年期症状とおもっていても別の病気が潜んでいる場合もありますので、注意が必要なのです。
腰痛なら整形外科、動悸なら内科にまず診てもらってください。

各科の専門医に精密検査をしてもらい、その上でこれといった以上が見つからず、なおも苦痛が取れない時には更年期障害として、産婦人科を紹介してくれると思います。

更年期障害は他の重い病気を考慮し、除外してから診断するので、症状の種類や程度によってはそれぞれの専門科での検査や治療が必要になるのです。

最近では「中高年女性外来」とか「中高年女性健康維持外来」という中高年女性の健康管理を主体とする特殊外来を設けている病院もあります。
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更年期障害の治療

更年期障害があればすべて治療しなければならないというものではありません。
治療が必要な更年期障害とは、日常生活がスムーズに行えないほど症状が強いものになります。
更年期障害にはさまざまな症状がありますが、ホルモンの欠乏により起こる症状に対しては「ホルモン療法」を行います。
どうしてもホルモンを使用できない女性に対しては、漢方療法やその他の薬を用います。

エストロゲンの欠落症状が全くなく、イライラ、不安、無気力、うつなどの更年期障害の治療は精神安定剤や、抗うつ剤による治療が効果的です。

これらの療法で改善しない、肩こり、腰痛、筋肉痛、めまいなどの症状に対しては、それぞれの症状に応じて、鎮痛剤、筋弛緩剤などを用いた治療を行います。
posted by healing-clinic at 22:45| 更年期障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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