2006年11月25日

骨粗鬆症とカルシウム

骨が丈夫になるためには、まず体の中にカルシウムが吸収されなくてはいけません。
しかし、カルシウムだけを取っていても腸からカルシウムはそれほど効率よく吸収されません。かといって取りすぎると尿管結石とか腎結石が起こりやすいので、その点は注意が必要です。
カルシウムが腸から効率よく吸収されるためにはビタミンDが必要です。

ビタミンDを含む食品としては、干した果物、干ししいたけなどの乾物があります。
カルシウムだけでなくビタミンDもバランスよく摂取しましょう。
さらにビタミンDは日光浴をすることによって体の中で作られますので、散歩したり適度に戸外で過ごしましょう。

さて、このビタミンDの作用でカルシウムが腸から吸収されると、血液の中に入り、骨まで運ばれます。
そこでリン酸と一緒になって「骨基質」という「カルシウムの着く場所」に沈着して骨の成分となります。
この「骨気質」は主にコラーゲンでできており、女性ホルモンの作用で作られます。

閉経後、女性ホルモンが欠乏すると
      ↓
コラーゲンの産生が止まり
      ↓
その結果「骨気質」が減少します。
      ↓
「骨気質」に結合するカルシウムの量も減少し、骨がもろくなってくるのです。

この状態でいくらカルシウムが身体に吸収されても「骨気質」が減少してしまっているので、「カルシウムの着く場所」がなくなってしまい、カルシウムが骨に沈着できないのです。

つまり、いくらカルシウムだけを取っていてもなかなか骨につかないのです。

女性ホルモンを補充することで、コラーゲンを増加させ、「骨気質」を増やし、カルシウムを骨に沈着することができます。


posted by healing-clinic at 20:41 | TrackBack(0) | 骨粗鬆症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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